有吉与志恵メソッドとは |

有吉与志恵メソッドのしくみ
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: 筋肉へフォーカスし、「まず、身体をいったん元々ある状態へリセットする」のが最大の特徴です。
これにより、歪みやコリも改善され、筋肉本来の働きをトレーニングで得ることができます。

本メソッドを選任講師から学び指導資格を持ったＮＣＡ（Nippon Conditioning Association）認定コンディショニングトレーナー・インストラクターが指導します。
一人一人に適した方法で、骨配列や筋肉を整えて、人が本来持っている身体能力をスムーズに発揮できる状態を作るため、こり、むくみ・肥満、痛み、冷え性などの不調が改善され、望む身体を効率よく手に入れることが可能です。
クライアントの身体や生活習慣を分析し、オリジナルメニューを提供、指導するため、従来のトレーニングと比べて無理がなく、いつでもどこでも生活の中で行えるため継続性が得られ、多くの効果を得ることができます。
メニューは身体とトレーニングの原理原則に沿って、一定期間で組みかえられ、最終的には自分自身で身体や体調を整えることが出来る「セルフコンディショニング」の習得が可能です。一度習得してしまえば、いつでもどこでもいくつになっても「Good　condition」を保つことができます。

内臓を保護する

代表的な筋肉は、「コア」といわれる「腹横筋（ふくおうきん）・横隔膜（おうかくまく）・骨盤底筋群（こつばんていきんぐん）・多裂筋（たれつきん）」です。これらは天然コルセットとも言われています。内臓の働きをサポートしたり、姿勢を安定させる筋肉なので、その働きが鈍ると、呼吸が浅くなったり、姿勢が歪んだり、腸など内臓の働きにも影響します。便秘、下痢などの不調にも関係しています。
姿勢を安定させる関節を動かす衝撃を吸収して、骨（骨格）を保護する

関節周りの小さな筋肉で骨格を安定させ、衝撃の吸収の役割を果たし、大きな筋肉で関節を動かします。
骨と骨をつないでいる小さな筋肉は、骨と骨の位置関係を保ち、安定させる為に働きます。これを専門的には単関節筋（たんかんせつきん）といいます。
そしてもうひとつ、動くための大きな筋肉「大胸筋（だいきょうきん）」「大腿四頭筋（だいたいしとうきん）」などの名前の知られている筋肉です。
これらは関節と関節をまたいでいる事がほとんどで、多関節筋（たかんせつきん）といわれます。私達の動作は、この筋肉が行います。
身体の表現は、この多関節筋（たかんせつきん）によって行なわれるのです。
筋肉は緊張するのが仕事です。反応を受け取ると緊張（収縮）して関節を動かす。ある一定の反応が常に起きていると、同じ緊張しかしないために、その筋肉の緊張が続いてしまいます。

結果、筋肉は、収縮しっぱなしの状態でその場にいるということになるのです。
このときに骨格を安定させようと働くのが、骨をつなぐ単関節筋です。この単関節筋が安定的に働くと骨格は歪まないので、姿勢は崩れません。猫背にもならないというわけなのですが、多関節筋のほうが、筋肉は大きく、力持ち。結果、多関節筋の緊張が過多になると、骨格が歪んでしまい、歪んだ姿勢をつくってしまうことになります。
体温を調整する（エネルギーを燃やす）

筋肉が動く為に必要な栄養は血液です。そして筋肉が動くと熱が生まれます。血液循環がよいという事は熱が生まれているとういことなのです。
単関節筋は疲れにくく、長時間働くことができ、血液循環をよくする事が解っています。体温が低かったり、お腹が冷たいのは、これらの筋肉の血液循環が悪いために起こっていることです。エネルギーが上手く代謝できていないのです。最近男性の冷えが増えているのはこの単関節筋がうまく働いていないからです。

また、大きな筋肉は関節を動かします。関節は、本来、その関節を構成する筋肉をまんべんなく使って動くようになっています。しかし、現代の便利な生活が、使う筋肉を限定してしまい、使っている筋肉と使われていない筋肉が出てきてしまいました。
筋肉は、動かさなければ硬くなりますし、動かしすぎても硬くなります。動かし方にクセが生じた結果、手足の筋肉が硬くなり、血液循環がうまくいかず、手足が冷えるという症状があらわれているのです。これも冷えの原因です。
老廃物を排出する

体内の老廃物を排出するには、リンパの流れを整え、筋肉をきちんと動かす事が重要です。静脈血を心臓へ戻すのにも、リンパを還流させるにも、筋肉が収縮して、静脈とリンパ管を絞るようにして、還流させるのです。
筋肉を動かさないでじっと座りっぱなしや、立ちっぱなしでいるとむくむのは、筋肉が動いていないためです。むくみは、女性の代表的な不調の一つと言われていますが、最近では男性にも多くみられるようになりました。たぶん座り仕事が増えている為だと考えられます。

むくんでいるときは、体内で細胞や血管の外に余分な水分（組織液）が溜まっています。老廃物を運んでいる静脈の血液を心臓へ戻す働きが鈍り、身体の下水道であるリンパ管に老廃物が押し寄せてリンパ管内が渋滞し、身体の中で老廃物があふれる状態になっているのです。
身体の３分の２は水分です。水分の中身は、血液、リンパ液、組織液です。組織液の中で、私たちは食べたものを最小単位にして、血管やリンパ管を通じて全身、各臓器に運び（吸収し）エネルギーに変換して使っています。
エネルギーの燃えカスや燃えなかったものが老廃物です。その老廃物を体外に排出する仕組みが、静脈の還流とリンパ還流です。これらは筋肉が収縮することで働きが促進されます。筋肉が働かないと、むくむのです。
むくみは、筋肉を動かし、リンパの流れを整えることで改善されます。